二〇〇五年二月、エンジャパンはアルバイト求人情報の専門サイトの「『en』本気のアルバイト」を立ち上げた。さらに、同年七月には関西地域にもサービスを拡大している。これで同社は、中途採用、新卒採用、アルバイト採用と、すべての求人情報を取り扱えるようになった。すべてのサービスが立ち上がれば、同社は「人材採用のことなら「en」」と言われるような、「人材採用の百貨店」としてのブランドを手に入れることができる。同社はまた、稼ぎ頭の「『en』社会人の転職情報」と「『en』転職コンサルタント」両サイトの強化にも力を入れている。今後もこの両サイトについては、利用者の立場に立ったより使いやすいサイトを目指して、定期的なリニューアルが続けられるはすだ。
インターネットは自前の専用線でやらなければいけないという結論に達しました。しかし、完全な専用回線をもつということは資金面からも不可能でした。そこで、文部省の学術情報センターがもっている専用線のパケット交換による端末サービスと、うまく融合する手法をとることにしました。文部省は当初、「コンピュータ・ネットワークは国際標準で」と主張し、一方で電子メールサービスにも乗りだそうとして―すると世界には電子メールを「国際標準」でやっているところなどどこにもなくて、TCP/IPを採用せざるをえない―ジレンマに立っていたのですが、くわしい事情はここでは省きましょう。とにかく、こうして初めてTCP/TIPのパケットが太平洋を越えたのです。
「人が集まる場所を作るのが我々の役割なのです」ヤフー株式会社で、テレビや新世代ゲーム機、カーナビなどでヤフーを利用できるようにコンテンツ開発をしているNさんは語る。Nさんは入社9年目で、設立から12年目の同社ではベテランだ。ヤフーはもともと、米国スタンフォード大学の2人の学生が始めたウェブディレクトリから始まった会社だ。検索サイトをはじめ、多種多様なサービスやコンテンツを提供しているポータルサイトの代表格である。コンテンツの数も110を超え、ユーザー数も約5000万人。2007年は月間ビユー数が318億PV(ページビュー)を超え、PV数が世界第1位となった。当然のことながら、広告収入や手数料収入も非常に大きい。しかし、収入を上げることは第一義的な目標ではないとNさんは言い切る。